あふろざむらいの音楽ブログ

おもに音楽について語ります。

2020-01-01から1年間の記事一覧

グレゴリー・ポーター

最近グレゴリー・ポーターを知った。「超有名人じゃないか!」と言われるのかもしれないが、ぼくは初心者なので、右も左もわからない。新しいものを発見していく驚きや喜びを伝えていきたいので、そういう気持ちで読んでもらいたい。初心者というのは、通と…

ケンドリック・ラマー

ケンドリック・ラマーはヒップ・ホップの世界ではかなりの人気のようだ。ニュースサイトでもよく名前が出ている。完璧主義者として知られているらしく、ラップの途中の息継ぎが気に入らないといってレコーディングをやりなおしたりするらしい。彼のよさは曲…

ラフマニノフ

ラフマニノフについては多くの人と同じくピアノ協奏曲第2番を知っている、という程度だ。うつ病から復活して書いたこの曲。ウイキなどをみると、治療にあたった医師に捧げられたという。そんな背景を予備知識として聴くと、母なる大地、ロシアへの愛情と喜び…

パブリック・エナミー

パブリック・エナミーというグループについて、名前は昔から知っていた。社会的なメッセージを発しているヒップホップグループ。その程度だ。最近ヒップ・ホップを聴くようになって、いろいろなアーティストを漁っているうちに、当然のようにパブリック・エ…

ロバート・グラスパー

ロバート・グラスパー アメリカ ヒューストン出身のジャズ・ピアニスト。ジャズは素人だ。ビル・エヴァンスは好きだ。最近のトレンドも知らない。ジャズに馴染みたいと思って、最近聴くようになった。いろいろなアーティストがいる。ロバート・グラスパーは…

マックス・リヒター

音楽家ではあるが、ぼくにとってはモダン・アートの作家に近い位置づけだ。「近い」というのは、彼の活動が音楽に限られている(絵画や造形を発表していない)ため、モダン・アートの作家と呼ぶのをためらわれるというだけの理由であり、感覚的には「モダン…

Madvillain

マッドヴィリアンと読む。ヒップ・ホップにはある種の暴力性がある。アメリカ生まれの音楽だからだと思う。アメリカのアートは暴力の中から生まれてきた。ハリウッド映画や、ヘヴィ・メタルなどを聴いていて感じる。ハリウッド映画は暴力によって問題が解決…

カニエ・ウェスト

最近すごいなと思ったのは、カニエ・ウェストだ。「大統領に、おれはなる!」と宣言して、新作のプロモーションなんじゃないかと言われてしまっている。それはどうでもいい。ヒップホップ初心者としてはいろいろ聴いて勉強中なので時系列がバラバラだし、知…

Geto Boys

最近ヒップホップを聴いている。 まだ歴史もトレンドもよくわかっていないが、Amazonミュージックで大量に聴いている。聴き続けることによってヒップホップの空気感が体に馴染んでくる。 どうして聴いているのかといえば、理由はふたつある。 1つは、サブ・…

グレン・グールド

最近またグレン・グールドを聴いている。 ゴールドベルグだ。 何度聴いても同じなのに飽きない。 職人芸なのだ。 おそらく、丁寧に作られた家具をずっと使い続けるように、丁寧に作られた音楽はくりかえし聴いてもあきないのだろう。 これは、流れ作業のよう…

Limp Bizkit

Limp Bizkitは一時期非常に人気があった。現在はツアーをしてはいるが、ニューアルバムはでない。才能のあるバンドだと思うがイマイチ盛り上がりに欠ける、というところだろうか。このバンドはフロントマンのフレッド・ダーストの甲高い声のラップが耳に残る…

フィオナ・アップル

フィオナ・アップルの新作「Fetch the Bolt Cutters」が出ていた。 ぼくは彼女のファンなので聴いた。 これからも何度も聴くだろう。ただ、それはすごくいいアルバムだからというよりは、彼女の新作だからだ。 楽曲としては「When the Pawn...」のときが一番…

ドアーズ

リアルタイムで知ったのではなく、1991年に公開されたオリヴァー・ストーン監督の映画で知った。ヒッピームーブメントの描写、もしくは音楽、映像。とにかくすばらしい映画だった。当時はオリヴァー・ストーン絶頂期だった。 ぼくはドアーズに夢中になり、ジ…

DJ shadow

音楽はかならずしもわかりやすいものである必要はない。 なんだかわからないけれどすごい、というのもいい音楽だ。 ぼくにとってはDJ shadowはそんなアーティストだ。 サンプリングした音を集めて曲を作るのはわかる。昔、映像に自分の好きな音をつけてビデ…

古今亭志ん朝

志ん朝は落語家だ。 このブログでは主に音楽を語っている。落語は音楽なのか? なんともいえない。しかし、志ん朝を聴いていると、声楽のようでもある。 志ん朝は、ゆっくりしゃべるときもあるし、早口のときもある。一定して間が少ない。二人以上の登場人物…

芸能山城組

多くの人がそうであるように、ぼくも「AKIRA」で芸能山城組を知った。 短納期で作られた曲であると知ったのはずいぶんあとになってからのことだ。 「輪廻交響楽」というアルバムを聴いていると、「AKIRA」に通ずるフレーズが散見される。楽曲としても「輪廻…

Sébastien Tellier

これが男の色気というやつだ。 Sébastien Tellierを知ったのはKilometerという曲のMVだった。 他の曲はたいして好きでもないが、Kilometerには男の理想とでもいうべき世界が広がっており、繰り返し再生した。 www.youtube.com どうだろう? 男の色気というの…

ブラック・サバスのおどろおどろしさ

ブラック・サバスといえばもともとオジー・オズボーンが在籍していたバンド。という認識だった。オジーは聴いていたが、サバスは聴いていなかった。その後サバスを聴くようになったが、ぼくが好きだったのはロニー・ジェイムス・ディオの歌うdie youngだった…

パニック!アット・ザ・ ディスコ

Elvis Costelloみたいな声だと感じたが、結構若い。すごく才能あり、歌唱力もある。こういった新しい才能を発見するのが、ポップスの楽しみだ。 いろいろなジャンルの要素が組み合わさってできているような音楽。聞いていて楽しい。飽きが来ない。 これから…

楽器としての声、マリア・カラス

多くの人たちと同じように、マリア・カラスの名前は以前から知っていた。その多くの人たちがそうであるように、きちんと聴いたことがなかった。いろいろなところで聴いたことはあるだろうが、マリア・カラスだと認識していなかった。最近、ようやくマリア・…

ひたすらかっこよさを追求したLed Zeppelin

そもそもツェッペリンはハードロックバンド目指していたのだろうか。ファーストアルバムを聴いていると、むしろトラディショナルなブルースバンドを目指している印象受ける。1曲めにハードな曲をかまして、そのあとはスローテンポな曲が続く。 その疑問は、…

ブラストビートで知ったIN FLAMES

in Flamesを初めて聞いたのは、REROUTE TO REMAINというアルバムだった。当時、ブラストビートなるものが流行っていたが、ぼくはそれがなんなのか知らなかった。In Flamesというバンドがブラストビートをやっているらしい。 さっそく聴いてみた。正直いって…

いつまでも若々しいAC/DC

AC/DCは、高校の頃サンダーストラックを聞いて衝撃を受けた。なんでこんなにかっこいいんだ! 当時は、音楽はヘビーであればあるほどいいと思っていたが、AC/DCはそこに、ロックは楽しければいいんだと言う感覚を教えてくれた。サンダーストラックがなぜあん…

AC/DCは、高校の頃サンダーストラックを聞いて衝撃を受けた。なんでこんなにかっこいいんだ! 当時は、音楽はヘビーであればあるほどいいと思っていたが、AC/DCはそこに、ロックは楽しければいいんだと言う感覚を教えてくれた。サンダーストラックがなぜあん…

レゲエのかっこよさを教えてくれたショーン・ポール

当初はダンスホールの貴公子 なんて呼ばれていた。 ぼくがショーン・ポールを知ったのは「get busy」だった。 この曲はバカ売れして、J-waveでもずっとかかっていた。 www.youtube.com それまでレゲエというと、「ボブ・マーリー」や「ビッグ・マウンテン」…

日本のヘヴィメタルのよさを教えてくれた聖飢魔Ⅱ

日本で好き嫌いはともかくとして、この人たちを知らない人はいないだろう。少なくともデーモン閣下の事は誰もが認識してると思う。 ぼくは中学時代に聖飢魔Ⅱを知った。教えてくれたのは、クラスで唯一のクリスチャンの男だった。彼はクリスチャンであるにも…

新しい世界を見せてくれたMajor Lazer

Major Lazerを初めて聞いたのは DJ Snake と MØをフューチャリングした「Lean On(リーン・オン)」という曲だった。この曲はシングルをダウンロードで購入した。なぜそんなことをわざわざ書くのかというと、ぼくはダウンロード販売というのはあまり買わない…

現代の音と化学変化を起こし続けるケミカル・ブラザーズ

ケミカルブラザーズは昔から有名だった。ぼくが意識的に音楽を聴きはじめたころには、もう有名だったと思う。最初はあまり興味がなかった。雑誌のCUTなんかで写真を見ると、やっぱりかっこいいなって思った。だけど手を出さなかった。多分、ケミカルブラザー…

アイドルらしいアイドルだったグレン・グールド

グレン・グールドをはじめて知ったのは、雑誌の記事だった。クラシックの雑誌ではなく、ブルータスのような雑誌だったと思う。そして、クラシックの特集ではなくいろいろなジャンルの奇才を紹介していた特集だったと思う。その頃、ぼくは、クラシックに興味…

人と違うことを前向きに受け止めさせてくれる電気グルーヴ

電気グルーヴを知ったのは、ラジオだったか。あまりよく覚えてない。ただ、曲は覚えてる。あしたのジョーの曲だった。もちろんアニメの主題歌とかではなくて、アニメの音声などをサンプリングした曲だった。これがやけに強烈で印象に残った。 www.youtube.com…