ひたすらかっこよさを追求したLed Zeppelin
そもそもツェッペリンはハードロックバンド目指していたのだろうか。
ファーストアルバムを聴いていると、むしろトラディショナルなブルースバンドを目指している印象受ける。1曲めにハードな曲をかまして、そのあとはスローテンポな曲が続く。
その疑問は、四枚目のアルバムまで続く。
四枚目。そう、「天国への階段」の入っているアルバムである。このアルバムはロックバンドのアルバムといって差し支えないだろう。
しかし、ツェッペリンは四枚目にしてロックバンドになったのだろうか。
それも違うと思う。むしろ、かっこいいものは何でも詰め込もうと言う姿勢が感じられる。そういう意味では、彼らはずっとロックバンドだったとも言える。「かっこいいもの」をロックだと定義するなら、ファーストアルバムから、ずっと彼らはロックバンドだった。
彼らがかっこいいと考えていたものは、彼らが解散したあとも、たくさんのバンドに引き継がれたし、たくさんのロックキッズに愛されている。
Led Zeppelinはきっと永遠に聴き継がれていくのだろう。