あふろざむらいの音楽ブログ

おもに音楽について語ります。

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

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パトリシア・コパチンスカヤソリストをつとめる。

楽しげに弾く。
クラシックを演奏するとき、演奏者は情感たっぷりに演奏する。とくにソリストはそうだ。
その時、彼らは作曲家の感情を模倣しているのだろうか。チャイコフスキーが悲しみを表現していると考えれば、演奏者も悲しみを帯びて演奏し、喜びだと考えれば、満面の笑みで演奏するのではないか。ぼくはそんな風に考えている。
その前提で考えると、演奏者それぞれの解釈によって曲に込められる感情も変わるのではないだろうか。わかりやすかったり、評価の定まっている曲ならいいだろうが、読み手によって解釈の異なる曲などは、演奏者が込める感情も違うのではないか。

そんなことも考えながら聴くクラシックは楽しい。これからもいろいろなことを考えながら聴いていこう。