あふろざむらいの音楽ブログ

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バッハ - 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 

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クラシックに目覚めたのは、グレン・グールドの「ゴールドベルグ」だったこともあり、一番好きな作曲家というとバッハだ。
ゴールドベルグマタイ受難曲といった作品の数学的なアプローチがとても好きだ。反面、この「G線上のアリア」のような叙情的な作品も作っているからすごい。

想像するに、バッハはすぐれたビジネスマン的素質も持っていたのではないだろうか。クライアントが望むものを的確に受け止めて提案していた。その結果としてバラエティ豊かな楽曲群が残されたのではないだろうか。
もちろんこれは素人の推測でしかない。ただ、バッハの楽曲のバリエーションの豊かさは驚異的である。

それも、ぼくがクラシックに詳しくないから言えることかもしれない。他の作曲家も深く知っていけば、それぞれが多彩な才能を見せてくれるかもしれないのだ。ただ、それでも、クラシックに導いてくれた師という意味で、バッハは特別な存在であり続けるであろうとは思う。