あふろざむらいの音楽ブログ

おもに音楽について語ります。

チャイコフスキー

クラシックを聴くようになってから、ようやくどの作曲家がどの曲を作ったとか、この人はこういう傾向にあるとか、そういうことがわかるようになってきた。 好きな作曲家もちらほらわかってきた。そんな中でもチャイコフスキーはかなりお気に入りだ。なにしろ…

安室奈美恵

小室哲哉時代はさほど興味がなかったんだけど、スイートシークあたりから気になりはじめた。そして、girl talkあたりからは自分がファンなんだって気がついた。ファンといってもライブにいったりアルバムを買ったりはしないので、ファンとは言えないのかもし…

the Dave Brubeck Quartet

アマプラでたまたま聴いた。古さは感じるけれど、洗練されていて、まるできれいにエイジングされた革靴みたいな、おしゃれな感じ。 どうやらtake fiveという曲が有名だそうだ。この曲、どのパートもかっこいい。かっこいいってことがわかる程度には自己主張…

バッハ - 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068 

クラシックに目覚めたのは、グレン・グールドの「ゴールドベルグ」だったこともあり、一番好きな作曲家というとバッハだ。ゴールドベルグやマタイ受難曲といった作品の数学的なアプローチがとても好きだ。反面、この「G線上のアリア」のような叙情的な作品も…

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

パトリシア・コパチンスカヤがソリストをつとめる。 楽しげに弾く。クラシックを演奏するとき、演奏者は情感たっぷりに演奏する。とくにソリストはそうだ。その時、彼らは作曲家の感情を模倣しているのだろうか。チャイコフスキーが悲しみを表現していると考…

サン=サーンス:動物の謝肉祭

マルタ・アルゲリッチの芸術シリーズだそうだ。マルタ・アルゲリッチって誰?と思ったのでググってみるとアルゼンチン・ブエノスアイレス出身の女性ピアニストということ。「そんなの初歩でしょ!」と言われるかもしれないが、なにしろ素人なもので。 このア…

ヒラリー・ハーン

クラシックは修行中である。ま、修行中といっても、演奏をしているわけじゃなくて、聴いているだけ。ネットで時々クラシックブログを拝見したりすると、音楽史から語ったり、演奏の味わいについて語ったりしているのだけど、ぼくはそういうのはよくわからな…

ルーペ・フィアスコ

昔からいるラッパーで、たまに聴いていたが、きちんと聴いたのは初めて。明るい歌もあるが、むしろセンチメンタルな、哀愁の漂うメロディーに強みがある。胸に染み渡る悲しみが心地よい。 特に気に入ったのはスカイラー・グレイと一緒に歌っているもの。彼女…

カール・リヒター「マタイ受難曲」

マタイ受難曲は最初に聴いたのがアーノンクールが2000年に録音したバージョンが入り口だった。リヒター版が頂点であると知って聴いてみた。前述のようにアーノンクール版が入り口だったので、リヒター版はスローテンポに感じた。ただし、退屈、というのとは…

ハイレゾ。

ケンドリック・ラマーのハイレゾ音源を購入して聴いていた。なかなかいい音である。そこでやめておけばよかったのだが、ぼくは禁断の扉を開いてしまった。アマゾンのプライム・ミュージックにも同じアルバムが入っている。どのくらい音がよくなったのか、聴…

ワグナー

ワグナーというよりは、「ニーベルングの指輪」だ。石岡瑛子の展覧会にいって、彼女がオペラの衣装デザインをしていたことをしった。興味深かったのは、彼女はコッポラの映画「ドラキュラ」のコスチュームでアカデミー賞を受賞している。そして、「ニーベル…

グレゴリー・ポーター

最近グレゴリー・ポーターを知った。「超有名人じゃないか!」と言われるのかもしれないが、ぼくは初心者なので、右も左もわからない。新しいものを発見していく驚きや喜びを伝えていきたいので、そういう気持ちで読んでもらいたい。初心者というのは、通と…

ケンドリック・ラマー

ケンドリック・ラマーはヒップ・ホップの世界ではかなりの人気のようだ。ニュースサイトでもよく名前が出ている。完璧主義者として知られているらしく、ラップの途中の息継ぎが気に入らないといってレコーディングをやりなおしたりするらしい。彼のよさは曲…

ラフマニノフ

ラフマニノフについては多くの人と同じくピアノ協奏曲第2番を知っている、という程度だ。うつ病から復活して書いたこの曲。ウイキなどをみると、治療にあたった医師に捧げられたという。そんな背景を予備知識として聴くと、母なる大地、ロシアへの愛情と喜び…

パブリック・エナミー

パブリック・エナミーというグループについて、名前は昔から知っていた。社会的なメッセージを発しているヒップホップグループ。その程度だ。最近ヒップ・ホップを聴くようになって、いろいろなアーティストを漁っているうちに、当然のようにパブリック・エ…

ロバート・グラスパー

ロバート・グラスパー アメリカ ヒューストン出身のジャズ・ピアニスト。ジャズは素人だ。ビル・エヴァンスは好きだ。最近のトレンドも知らない。ジャズに馴染みたいと思って、最近聴くようになった。いろいろなアーティストがいる。ロバート・グラスパーは…

マックス・リヒター

音楽家ではあるが、ぼくにとってはモダン・アートの作家に近い位置づけだ。「近い」というのは、彼の活動が音楽に限られている(絵画や造形を発表していない)ため、モダン・アートの作家と呼ぶのをためらわれるというだけの理由であり、感覚的には「モダン…

Madvillain

マッドヴィリアンと読む。ヒップ・ホップにはある種の暴力性がある。アメリカ生まれの音楽だからだと思う。アメリカのアートは暴力の中から生まれてきた。ハリウッド映画や、ヘヴィ・メタルなどを聴いていて感じる。ハリウッド映画は暴力によって問題が解決…

カニエ・ウェスト

最近すごいなと思ったのは、カニエ・ウェストだ。「大統領に、おれはなる!」と宣言して、新作のプロモーションなんじゃないかと言われてしまっている。それはどうでもいい。ヒップホップ初心者としてはいろいろ聴いて勉強中なので時系列がバラバラだし、知…

Geto Boys

最近ヒップホップを聴いている。 まだ歴史もトレンドもよくわかっていないが、Amazonミュージックで大量に聴いている。聴き続けることによってヒップホップの空気感が体に馴染んでくる。 どうして聴いているのかといえば、理由はふたつある。 1つは、サブ・…

グレン・グールド

最近またグレン・グールドを聴いている。 ゴールドベルグだ。 何度聴いても同じなのに飽きない。 職人芸なのだ。 おそらく、丁寧に作られた家具をずっと使い続けるように、丁寧に作られた音楽はくりかえし聴いてもあきないのだろう。 これは、流れ作業のよう…

Limp Bizkit

Limp Bizkitは一時期非常に人気があった。現在はツアーをしてはいるが、ニューアルバムはでない。才能のあるバンドだと思うがイマイチ盛り上がりに欠ける、というところだろうか。このバンドはフロントマンのフレッド・ダーストの甲高い声のラップが耳に残る…

フィオナ・アップル

フィオナ・アップルの新作「Fetch the Bolt Cutters」が出ていた。 ぼくは彼女のファンなので聴いた。 これからも何度も聴くだろう。ただ、それはすごくいいアルバムだからというよりは、彼女の新作だからだ。 楽曲としては「When the Pawn...」のときが一番…

ドアーズ

リアルタイムで知ったのではなく、1991年に公開されたオリヴァー・ストーン監督の映画で知った。ヒッピームーブメントの描写、もしくは音楽、映像。とにかくすばらしい映画だった。当時はオリヴァー・ストーン絶頂期だった。 ぼくはドアーズに夢中になり、ジ…

DJ shadow

音楽はかならずしもわかりやすいものである必要はない。 なんだかわからないけれどすごい、というのもいい音楽だ。 ぼくにとってはDJ shadowはそんなアーティストだ。 サンプリングした音を集めて曲を作るのはわかる。昔、映像に自分の好きな音をつけてビデ…

古今亭志ん朝

志ん朝は落語家だ。 このブログでは主に音楽を語っている。落語は音楽なのか? なんともいえない。しかし、志ん朝を聴いていると、声楽のようでもある。 志ん朝は、ゆっくりしゃべるときもあるし、早口のときもある。一定して間が少ない。二人以上の登場人物…

芸能山城組

多くの人がそうであるように、ぼくも「AKIRA」で芸能山城組を知った。 短納期で作られた曲であると知ったのはずいぶんあとになってからのことだ。 「輪廻交響楽」というアルバムを聴いていると、「AKIRA」に通ずるフレーズが散見される。楽曲としても「輪廻…

Sébastien Tellier

これが男の色気というやつだ。 Sébastien Tellierを知ったのはKilometerという曲のMVだった。 他の曲はたいして好きでもないが、Kilometerには男の理想とでもいうべき世界が広がっており、繰り返し再生した。 www.youtube.com どうだろう? 男の色気というの…

ブラック・サバスのおどろおどろしさ

ブラック・サバスといえばもともとオジー・オズボーンが在籍していたバンド。という認識だった。オジーは聴いていたが、サバスは聴いていなかった。その後サバスを聴くようになったが、ぼくが好きだったのはロニー・ジェイムス・ディオの歌うdie youngだった…

パニック!アット・ザ・ ディスコ

Elvis Costelloみたいな声だと感じたが、結構若い。すごく才能あり、歌唱力もある。こういった新しい才能を発見するのが、ポップスの楽しみだ。 いろいろなジャンルの要素が組み合わさってできているような音楽。聞いていて楽しい。飽きが来ない。 これから…